ナニワバラ
一重のバラが好き
このナニワバラは、まさに好みにぴったりです。大きめの中輪咲きで、ひらひらとしていて、まるで夏に咲く芙蓉の花のような気品があって、毎年咲くたびに惚れ惚れと見とれてしまいます。
今咲いている株はベランダにお迎えして3年目ですが、実は8年くらい前、バラに夢中になり始めた頃に、一度小さな苗を育てようとしたことがあります。強風の当たる場所に置いたせいで翌年に枯らしてしまって、ついに一度もお花を見ることができませんでした。そのころから数えると、8年越しになります。もうずいぶん長いこと、このナニワバラに夢中なのです。
見かけは清楚ですが、飛び切り鋭いとげを持っています。長くて細くて、先端が鋭くて。原種バラの中でも最強だと思います。近づくたびに痛い目に合わされますが、それでもやっぱりこのナニワバラが好き。美しいものにはとげがあるのだということを、いやというほど教えてもらいました。
バラの本などを見ると無香だと書いてありますが、咲きたてのお花は微かに香ります。甘い香りじゃなく、しべから直接香ってくるような感じです。これくらい近づかないと感じないくらいにわずかな香りです。甘ったるいオールドローズ香じゃないところが、またいいですね。好きなバラのことだと何でもよく思えてしまうのは、えこひいきかもしれません。
◆バラ ◆バラ科バラ属 ◆原種 ツル性 ◆ナニワバラ 難波薔薇 ナニワイバラ


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