2009年6月アーカイブ
ギボウシの花
ギボウシは葉が大きく美しいので、お花は脇役的な存在です。この「ゴールデンティアラ」は、葉が少し黄色がかっているのが特徴で、早春の芽出しのときから抜群に飛びきり美しく、ベランダでの見ごろは5月の中旬頃です。
梅雨前、初夏のような日差しの日があるととたんに、葉の色が冴えなくなります。全体的に色あいがくすんできてなんとなく疲れたような感じになり、つぼみが出てきます。そしていつも、梅雨まっただ中に開花します。
大きな葉とほっそりした花のバランスがよく、全体的な姿が魅力的なのですが、花だけに注目してアップで見ると、透き通ったような紫がかった色が涼しげで、また違った美しさがあります。梅雨のあいまの暑い日に咲いていると、一瞬暑さを忘れさせてくれるほど涼しげで、脇役にしておくのがもったいなくなります。
今日みたいにムシムシした日は、お花のアップが主役です。涼しそうな紫色ですね。
◆ギボウシ ◆ギボシ 疑宝珠 ◆HOST ◆ユリ科ホスタ属 ◆原産地:東アジア
寂しい梅雨
8年位前から「コメット」というピンクのヤマアジサイを育てていたのですが、今年はどういうわけだか咲いてくれません。水の与えすぎか、肥料が少ないのか、それとも単なる気まぐれかどうかわかりませんが、6月に入ってもひとつもつぼみがなく、かわいいピンクのお花を見ることができませんでした。
楚々とした風情のある、和の雰囲気を感じさせる花です。近所の公園で、でかでかとした派手な品種や、お洒落な白い柏葉アジサイなどを見ても、「絶対にウチのヤマアジサイの方がいい」と一途に思って、ベランダではこの品種のみ、浮気心を起こしませんでした。それなのに今年はお花を見せてくれず、とても寂しい梅雨です。
気晴らしに、一昨年のお写真を取り出して眺めています。来年を待つしかないですね。
◆アジサイ 紫陽花 ◆落葉低木 ◆Hydrangea spp
◆ユキノシタ科アジサイ属 ◆日本、東南アジア、ヨーロッパ原産
不思議時計
つる性で、南側のベランダのささやかなトレリスにつかまっていつもひっそりと咲いています。ベランダでは目立たない存在ですが、近づいてよく見ると、実に個性的な、不思議な形をしています。
満開になるとこのように反り返ってしまいます。先端に突き出たしべの形の面白いこと! トケイソウと呼ばれるのもうなずける気がします。
反り返った花びらとしべの間に並んでいる糸のようなものは、副花冠というそうです。中心部が濃い紫で中間が白、そして外側がブルーです。まるで若い女の子のつけまつげみたいですね。控えめなトケイソウが個性的にみえるのは、この副花冠のおかげででしょう。
アップで撮影しようと、マクロレンズをつけたカメラを覗き込むと、花びら、副花冠、しべ、とれにピントを合わせたものかと悩んでしまいました。少し離れて構え、全体が均一に写るように撮って見ました。
ちょっと不思議で、雰囲気のあるお花という感じが出ていますでしょうか?
◆トケイソウ 時計草 passionflower ◆常緑低木 ◆トケイソウ科トケイソウ属
◆原産地:ブラジル、ペルー ◆花期:6月?8月
ラベンダー・オカムラサキ
お写真はオカムラサキという品種です。いくつか育てているラベンダーの中ではお気に入りの一つで、今年ひと株増やしました。新しい株のせいか。惚れ惚れするくらい立派な花穂です。
ラベンダーにもいくつか種類がありますが、正統派のイングリッシュ・ラベンダーと呼ばれる系統が一番好きです。このオカムラサキはイングリッシュラベンダーを北海道で選抜した品種で、さわやかな日本人好みの香りが特徴です。育て始めて5年くらいになりますが、いつも6月になると咲いてくれて、花も葉もとてもいい香りがします。
ポプリにするには花の咲く直前に摘み取らなければなりませんが、今回は勿体無くてできませんでした。紫色の立派な花穂が咲ききるまで、眺めて楽しむことにします。
◆ラベンダー オカムラサキ ◆Lavandula ◆シソ科ラベンデュラ属 ◆アングスティフォリア系

