草花の最近のブログ記事
サラベル
最初は横目で見て通り過ぎるだけでしたが、いつのまにか入り浸たるようになりました。5月の下旬にたくさん並んでいた芍薬の花が、盛りを過ぎて安くなったのでつぼみを一本買いました。
家にもってかえってありあわせのびんにさしてリビングルームに置いたら、翌朝にはもう開いていました。
品種名は「サラベル」。フランスの女優さんの名前だそうです。芍薬の中ではピンク大輪の品種として代表格だということが、調べてわかりました。
丸くてコロンとして小さいつぼみでしたが、一晩で花びらの優雅なこの姿は、なかなか感動的です。イングリッシュローズで「セイントセシリア」という品種がありますが、これにそっくりな咲き方です。
香りはほんのりで、甘ったるさのない、そばにおいても全然気にならない香りです。まだ完全に開ききっていないので、しばらくそばに置いて、開ききって散るまでお付き合いをさせてもらおうと思います。
週末の密かな楽しみです。切花というよりは、室内園芸の感覚ですね。
「サラベル」という女優さんはどんな女性だったのでしょう。うすいピンクのドレスが似合っていたのでしょうか。
◆芍薬 エビスグサ、カオヨグサ ◆Paeonia lactiflora ◆牡丹科シャクヤク族 ◆多年草 ◆中国、朝鮮原産
ギボウシの花
ギボウシは葉が大きく美しいので、お花は脇役的な存在です。この「ゴールデンティアラ」は、葉が少し黄色がかっているのが特徴で、早春の芽出しのときから抜群に飛びきり美しく、ベランダでの見ごろは5月の中旬頃です。
梅雨前、初夏のような日差しの日があるととたんに、葉の色が冴えなくなります。全体的に色あいがくすんできてなんとなく疲れたような感じになり、つぼみが出てきます。そしていつも、梅雨まっただ中に開花します。
大きな葉とほっそりした花のバランスがよく、全体的な姿が魅力的なのですが、花だけに注目してアップで見ると、透き通ったような紫がかった色が涼しげで、また違った美しさがあります。梅雨のあいまの暑い日に咲いていると、一瞬暑さを忘れさせてくれるほど涼しげで、脇役にしておくのがもったいなくなります。
今日みたいにムシムシした日は、お花のアップが主役です。涼しそうな紫色ですね。
◆ギボウシ ◆ギボシ 疑宝珠 ◆HOST ◆ユリ科ホスタ属 ◆原産地:東アジア
薔薇桜
プリムラ・ポリアンサのバラ咲き種です。5年前くらいに園芸店でつぼみをつけた姿に一目ぼれし、お持ち帰りしてベランダガーデンの一員になってもらったのです。目の覚めるような黄色の花びらはふちがほんの少しぎざぎざで、ポリアンサのくしゃくしゃっとした葉と調和して、水もしたたる美しさです。
園芸店の一角にプリムラコーナーが設けられていて、その真ん中にこのバラ咲き種が置かれていたことや、赤やピンク、白と各色あった中で、この黄色だけが飛び切り素敵でこれしか目に入らなかったことなどを思い出しました。ちょうど今と同じくらい寒い季節で、開花株は贅沢だからできるだけ買わないようにしていたけれど、これだけは我慢できず、寒い店内を行ったり来たりして、なんとか「買っていい言い訳」をあれこれと考えたりしたのです。
ベランダの特等席に置き、少しずつ開いていく姿を眺めることが出来たその年の冬はとても幸せでした。1年で姿を消してしまったのが残念です。美しいものは、いつもはかないのですね。
冬のサクラソウ
パステルピンクはどんな季節でもきれいですが、今の時期は特に冴え冴えと美しく、ベランダを彩ってくれます。
プリムラとは西洋サクラソウのことで、このマラコイデスは中国に分布する原種を改良した園芸品種だそうです。 他にジュリアンやオブコニカ、ポリアンサなどいくつかの品種があります。どれもかわいらしい感じのお花で、一株あるだけで冬の寂しいベランダではとびきり華やかな存在として欠かせません。
マラコイデスはお花が小さくたくさんつくので、ふわふわとしたやわらかい感じが魅力的な品種です。濃いピンクや赤もありますが、パステル系や白がなんとなくお花のイメージに合っているような気がして、毎年こんな感じの色ばかり咲かせています。
サクラソウというと春のイメージですが、マラコイデスの盛りは冬。今が一番きれいな時期です。冷たい空気の中でパステルピンクがとても見栄えがしますね。見ていて飽きることがありません。
◆プリムラ・マラコイデス ◆サクラソウ科プリムラ族 ◆一年草(多年草) ◆開花期 11から4月 ◆花色 赤、桃色、白 ◆草丈 20から40センチ
ぼたん雪
降ったといってもちょっとちらちらしたかな?と思ったら、すぐ雨に変わってしまいました。温暖化の著しい最近の横浜はいつもこうで、雪景色にはめったにお目にかかれません。
お昼近くにベランダに出てみたら、植えっぱなしのヒメツルソバがプランターから垂れ下がって咲いていました。丈夫なのでほとんどほったらかしですが、秋から春までベランダのいろんなところでこんなふうに咲いてくれます。
本当はもっと濃いピンクできれいなのですが、今年は日光が足りないせいか、色が抜けたみたいな白っぽいお花ばかりです。
なんだか雪がふっているようだと思いませんか? 大きいボタン雪がちらちらしているように見えないこともありません。色の抜けたお花もまたいいものですね。
◆ヒメツルソバ ◆別名:ポリゴナム Polygonum capitatum ◆タデ科 イヌダテ属 ◆多年草

