樹木の最近のブログ記事
香りの招待状
ベランダでは、おなじみの沈丁花が今年も開花しています。
実家から挿し木でもらってきてから5年目くらいになります。すっかり大株になり、がっしりとした頑丈そうな姿になりました。
思えば物心ついた頃から、沈丁花の花は身近にありました。実家のお庭だったか玄関だったかもう忘れましたが、いつもこのピンクの花が、冬の終わりから春にかけて咲いていたものです。
姿よりも香りで主張する花です。丈夫で手がかからないのでほったらかし。いつも存在することすら忘れているのですが、この時期になると、甘く濃厚な香りで、「花を咲かせたから見に来ませんか?」と誘ってくるのです。
子供の頃から見ているのと全く同じ花、同じ香りですが、不思議なもので飽きるということがありません。今年も香りの招待状をもらったので、まだ肌寒いベランダの中をわざわざ見に行っています。
2月のカレンダー「椿」
香り椿も沈丁花もつぼみが今にも開きそうなのですが、空気が冷たいので、いらいらするほど開花がゆっくりです。
・・・かわりに、カレンダーのお写真を。カレンダーを手作りすることを覚えたのはつい最近です。いただきもののカレンダーのように企業の宣伝が入ることもないし、好きな写真を好に配置できるので、やめられなくなりました。
ポータブルと壁掛け用と2種類、大きさとレイアウトを変えて作りました。お写真はポータブル用の方で、リビングルームに置いて重宝しています。
花の写真を撮ることはガーデニングの楽しみのひとつですが、それを加工してあれこれ作る楽しさもまた、格別です。 年賀状や暑中見舞いを自分で作るのってもうあたりまえになっていますよね。「年賀状ソフト」があるくらいだから、「カレンダーソフト」があってもよさそうなものですけど。
2月のお写真は香り椿、去年撮ったものです。本当は咲きたてのフレッシュな写真を使いたいところですが、まだ咲いていないので残念。こればかりはどうしようもありませんね。
◆カレンダー(2月:香り椿) Photoshop、Illustrator CS2にて作成 印刷にはスーパーフォトペーパー使用
フラミンゴ
その名も「フラミンゴ」。羽ばたきながら地上に降りようとしている姿にそっくりです。じっさいのフラミンゴは真っ赤ではないはずですが、ふわふわの羽を思わせる八重咲きの花びらと、全体の輪郭が似ているのです。
ハイビスカスは南国の花で、マレーシアでは国花、ハワイ州では州花になっているそうです。温暖な横浜の気候にとてもよく合い、品種改良も盛んで赤のほかにピンクや黄色、白などもあり楽しめます。
いくつかの品種を育てては枯らすということを繰り返した結果、この「フラミンゴ」ひとつに落ち着きました。真っ赤な花色が猛暑のベランダにとてもよく映えることと、個性的な形が実に魅力的で、他の品種が目に入らなくなってしまったのです。
フヨウやムクゲと同じ仲間ですが、暑さに強いことは一番です。横浜では生育が旺盛で、油断しているとすぐに鉢からはみ出しそうになります。今はまだ小さいので冬は室内に取り込んでいますが、大株になったら少しずつ外に置く期間を長くして、寒さに慣れてもらおうと思っています。
◆ハイビスカス 仏桑花 ブッソウゲ ◆Hibiscus sp. ◆アオイ科フヨウ属
純白のムクゲ
まだ咲き始めで、白とピンクがありました。今回載せるお写真に、迷わず選んだのは白。しべの色も混じりけのない白で、純白というのがふさわしい花です。
ベランダでも挿し木から育てたムクゲが1株あります。薄いピンクでそれはそれできれいですが、今回の白いお花はまた格別。白って花を特別に見せる魅力があるのかもしれません。白一色であるということだけで神々しく、崇高に見えてしまいます。
残念なのは、しべの近くにアリの姿が写ってしまったこと。それさえなければ完璧なのですが。撮影のときだけでもちょっとどいていて欲しいのですが、そういうわけにもいきません。
一枝こっそり持ってかえって挿し木にすれば、そのうちベランダでも純白のムクゲにお目にかかれるでしょうが、公園の警備の人が立っていたので今回はあきらめました。今度の機会にはもってこようと思います。
◆ムクゲ ◆Hibiscus syriacus ◆アオイ科フヨウ属 ◆樹高3?4m ◆中国原産と言われる
寂しい梅雨
8年位前から「コメット」というピンクのヤマアジサイを育てていたのですが、今年はどういうわけだか咲いてくれません。水の与えすぎか、肥料が少ないのか、それとも単なる気まぐれかどうかわかりませんが、6月に入ってもひとつもつぼみがなく、かわいいピンクのお花を見ることができませんでした。
楚々とした風情のある、和の雰囲気を感じさせる花です。近所の公園で、でかでかとした派手な品種や、お洒落な白い柏葉アジサイなどを見ても、「絶対にウチのヤマアジサイの方がいい」と一途に思って、ベランダではこの品種のみ、浮気心を起こしませんでした。それなのに今年はお花を見せてくれず、とても寂しい梅雨です。
気晴らしに、一昨年のお写真を取り出して眺めています。来年を待つしかないですね。
◆アジサイ 紫陽花 ◆落葉低木 ◆Hydrangea spp
◆ユキノシタ科アジサイ属 ◆日本、東南アジア、ヨーロッパ原産

