樹木: 2010年3月アーカイブ
香りの招待状
ベランダでは、おなじみの沈丁花が今年も開花しています。
実家から挿し木でもらってきてから5年目くらいになります。すっかり大株になり、がっしりとした頑丈そうな姿になりました。
思えば物心ついた頃から、沈丁花の花は身近にありました。実家のお庭だったか玄関だったかもう忘れましたが、いつもこのピンクの花が、冬の終わりから春にかけて咲いていたものです。
姿よりも香りで主張する花です。丈夫で手がかからないのでほったらかし。いつも存在することすら忘れているのですが、この時期になると、甘く濃厚な香りで、「花を咲かせたから見に来ませんか?」と誘ってくるのです。
子供の頃から見ているのと全く同じ花、同じ香りですが、不思議なもので飽きるということがありません。今年も香りの招待状をもらったので、まだ肌寒いベランダの中をわざわざ見に行っています。

