日本の野草の最近のブログ記事
こぼれダネコーナーより
この鉢に昨日初めて姿を見せてくれた「ネジバナ」。お写真のとおり、ピンクの小花が1本の茎のまわりをぐるりと巻きついて咲いている、とても個性的な花です。
日本では雑草にまじってひょっこり咲いていたりします。園芸店に行くと山野草コーナーでときどき見かけますが、特に手をかけなくても平気で咲いてくれる、丈夫な花です。
ランの仲間で、小さなお花をドアップでみると、まさにランの形をしています。
小さくて目立たないので、ねじねじと巻きつくことで個性を出しているのだと思います。
◆ネジバナ 捩花 ◆ラン科ネジバナ族 多年草 ◆学名:Spiranthes sinensis var.amoena ◆英名:Lady's tresses ◆開花期:7月
秋雨に打たれるノコンギク
「ほったらかしでもきれい」が取りえのこの花は、ベランダに来て今年で10年になります。近所のホームセンターから連れ帰ってきたときはとっても小さい苗でした。濃いめの紫色がきれいで、ひょろひょろとひ弱そうでした、
それから2年くらいはぽつぽつとしか咲きませんでしたが、3年目に大きな鉢に植えてからは、秋になると「紫のじゅうたん」が見られるようになりました。今年はまだ咲き始めでぽつぽつです。
野性味の強い花ですが、雨に打たれたて咲く姿はちょっと違った味わいがあります。これからの季節が本番、つぼみがたくさんあるので楽しみです。
ぼたん雪
降ったといってもちょっとちらちらしたかな?と思ったら、すぐ雨に変わってしまいました。温暖化の著しい最近の横浜はいつもこうで、雪景色にはめったにお目にかかれません。
お昼近くにベランダに出てみたら、植えっぱなしのヒメツルソバがプランターから垂れ下がって咲いていました。丈夫なのでほとんどほったらかしですが、秋から春までベランダのいろんなところでこんなふうに咲いてくれます。
本当はもっと濃いピンクできれいなのですが、今年は日光が足りないせいか、色が抜けたみたいな白っぽいお花ばかりです。
なんだか雪がふっているようだと思いませんか? 大きいボタン雪がちらちらしているように見えないこともありません。色の抜けたお花もまたいいものですね。
◆ヒメツルソバ ◆別名:ポリゴナム Polygonum capitatum ◆タデ科 イヌダテ属 ◆多年草
冬枯れ野菊
買い物ついでに近所の公園で何か咲いていないかと覗き込んだら、コンクリートの壁づたいにリュウノウギクがささやかに咲いていました。
ベランダでもかつて育てていたことがありますが、いかにも野の花らしい姿の野菊です。背が低いうちは直立していますが、秋になって丈が伸びてつぼみがつき、花が開くと重たくなってこんなふうに垂れ下がります。
直立したままで咲いてくれたら楚々として美しいかもしれませんが、自然のままの姿が似合うので、棒で支えたり紐で縛ったりはしませんでした。公園で見つけたこの花も、ご多分にもれず垂れ下がっていますが、支え棒もなく自然の姿で咲いています。
丈夫でよく咲きますが、ウドンコ病に弱いのが最大の欠点。ベランダで育てていた一株は、粉を吹いたように葉が真っ白になった秋の翌年に姿を消しました。
白い花びらで飾り気がなくて人に好かれるタイプの花なのに、垂れ下がって手がつけられなくなったりウドンコで葉が台無しになったり、損ばかりしていてちょっとかわいそう。冬枯れの中でもこうやって咲いていてくれるのだから、がまん強いのだと思います。
◆リュウノウギク ◆竜脳菊 ◆Chrysanthemum makinoi
◆キク科キク属 ◆多年草

