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金のなる木を咲かせる方法
金のなる木というのは、ベンケイソウ科クラッスラ族ポルツラケア郡の一群の多肉植物の中の、花月錦、華花月などの属名です。お金が実るということはなく、観葉植物として大量に栽培され、5円玉のコピーを取り付けて売り出されていたことから、このような名がついたそうです。丈夫で栽培に手がかからないので、都心でもいたるところでこの植物が鉢植えで栽培されています。
ほっておいても育つくらいに丈夫ですが、「どういうわけだか咲かない」という声が意外に多く聞かれます。我が家の金のなる木は育て始めて7年目になりますが、ベランダにやってきて3年目くらいまでは咲きませんでした。「どうして咲かないのか?」といろいろ調べたところ、考えられる原因は3つあるようです。
1. 種類が原因。金のなる木には花が咲きやすいタイプと咲きにくいタイプがある。
2. 木がまだ若く、花を咲かせるほど成熟していないことが原因。
3. 管理のしかたが悪いのが原因。
咲きにくいタイプだったり、木が若いなどの場合は仕方がありませんが、覚えておきたいのは咲かせるための管理の仕方です。植物辞典やインターネットなどで調べ、自分でもいろいろ試してみたところによると、金のなる木を咲かせるには、あまり手をかけすぎないほうがいいようです。
特に水のやりすぎには要注意で、8月のお盆過ぎから10月末までは水やりを控えます。秋の長雨にさらしたりしないように、屋根のある場所で管理することをお勧めします。梅雨明けが遅く、熱帯夜が9月上旬まで続き、夕立が多い年は花が少なくなるそうです。
それ以外では、肥料の与えすぎでも花が少なくなるとのこと。水も肥料も与えすぎに気をつけて、乾かし気味に管理するのがいいということでしょう。我が家のベランダは屋根があり乾燥気味で、住人は忙しく水遣りが精一杯でめったに肥料をあげられません。金のなる木にとってはよい環境ということになります。
横浜は温暖なので冬でも戸外に出しっぱなしですが、寒い地方では冬は屋内に取り込み、窓辺などの日の当たるところに置き、乾かし気味に管理します。暖かい室内でこの花が咲いていたら、何はなくとも小さな幸せを感じることができるかもしれませんね。
ベランダの金のなる木が最初に咲かなかったのは木が若すぎたからでした。4年目から咲くようになり、1年ごとに株も大きくなり花数も増えて、7年目の今年はほんとうにたくさんつぼみがつきました。開花は冬ですが、つぼみを見ているだけで楽しくて仕方がありません。
不景気で不安な年末年始を迎えようとしています。この金のなる木をそばに置いて、ささやかな幸せを味わってはいかがでしょう。
◆ベンケイソウ科クラッスラ族ポルツラケア郡 ◆花華月 ◆常緑低木、多肉植物
◆原産地:南アフリカ

